起動時間が簡単にわかる【BootPerformanceView】

「BootPerformanceView」は、デバイスの起動プロセスのパフォーマンス、例えばPCの起動時間などが調査できるツール。

Windows Vista/7/8/10/11以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、開発元「nirsoft.net」からダウンロードできる。

Windowsはシステムのブートプロセスからさまざまな情報を収集・計測している。その結果をイベントログとして記録している。今回紹介するツールは、それをわかりやすく表示したものとなります。

使用方法

まず、「BootPerformanceView」は、インストールや追加のDLLを必要としないスタンドアロンなアプリとなっている。

また、多言語対応となっています。同開発元「nirsoft.net」より適切な言語のzipファイルをダウンロードし、「bootperanceview_lng.ini」を解凍。同じフォルダーに構成ファイルを配置することで完了です。

そのため、ダウンロードした圧縮ファイルを展開して実行ファイルを起動するだけで利用可能となっている。管理者権限で起動すると、リストビューにデータが読み込まれます。

そして、各行をダブルクリックすれば、プロパティ画面で情報をまとめてチェックできる。選択した行、すべての行のデータをCSVやHTML、JSON形式などでエクスポートすることも可能です。

取得できる主な情報は、以下の通りとなります。

また、今利用しているデバイス（ローカルシステム）以外をデータソースにする機能を備える。

例えば、リモートコンピューターのログを読み込んだり、保存済みのログの内容を表示したりできます。

いかがだったでしょうか。

「BootPerformanceView」を使用すれば、Windwosイベントログに記録している情報を簡単に見ることができます。また、実行ファイルを起動するだけで利用可能なためすごく便利ですね。

興味のある方は一度試せれてはどうだろうか。

今回のポイント