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FTPソフトの定番FFFTPを使ってみる

WordPress では、投稿やカスタマイズをおこなっていくと必ずと言っていいほど、FTP(ファイル・トランスファー・プロトコル)の操作が必要になります。

レンタルサーバーにあるFTP機能を使って直接操作することもよいのですが、今回はFTPクライアントソフトを使って操作してみたいと思います。

FTPソフト FFFTP

「FFFTP」について簡単に説明すると以下のような特徴があります。

  • 国産ということもあり、マルチバイト文字や漢字などを含むファイルが扱える。
  • 左右分割型、ドラッグ&ドロップや右クリックメニューなどの簡単操作
  • 日本語版と英語版が公開されている。

というような感じです。では、実際に操作してみたいと思います。

FTPソフトのダウンロードとインストール

まず、ダウンロードですが今回は「窓の杜」からおこないます。

窓の杜:「FFFTP」定番FTPクライアントソフト
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ffftp

32bitか64bitのどちらかを、自身の環境にあわせて「窓の杜からダウンロード」を選択してください。

次にインストールですが、そのままセットアップにしたがえば簡単にインストールできます。

【FTPソフト】FFFTPセットアップ

インストールが終われば、デスクトップなどにショートカットが作成されているかと思います。

初期設定

それでは、接続するための初期設定をおこないます。

【FFTP】初期設定

設定箇所は、以下の4つの項目になります。

【初期設定】基本設定
設定項目
  • ホストの設定名:わかりやすい名前を設定(任意)
  • ホスト名(アドレス):接続先(接続先の名前、IPアドレスなど)
  • ユーザー名:設定したユーザー名を入力
  • パスワード:設定したパスワードを入力

以上になります。この他の項目にある内容は次のようになります。

  • ローカルの初期フォルダ:接続した時のパソコン側の初期フォルダを指定。必要なデータを指定しておくことで便利。
  • ホストの初期フォルダ:接続した際のレンタルサーバー側の初期フォルダを指定できる。必要のない場合などは設定しなくてもOK。

続いて 「暗号化」タブを選択して暗号化を設定します。

【FTP】暗号化の設定

暗号化では、デフォルトで全てにチェックが入った状態になっています。なので、以下の項目のチェックを外します。

暗号化の設定
  • 暗号化なしで接続を許可(チェック外す)
  • FTPS(implicit)で接続(チェック外す)
【FFFTP】作成した接続先一覧

以上で初期設定は完了です。

接続する

それでは実際に先ほど作成した接続先に「接続」します。

なお、初回接続時に証明書の確認画面が表示されることがありますが、「OK」 を選択してください。

【FTP】暗号化の状態の保存

次に、「暗号化の状態の保持」に関する表示されるので「はい」を選択してください。

FTPソフト FFFTP を操作してみる

まず、一番簡単な操作として左側に表示されているパソコン側のファイルを、右側のアップロード側にドラッグ&ドロップする方法です。

【FFFTP】アップロード画面

次に、ファイルなどを「右クリック」をしてアップロードをおこなう方法です。

【FFFTP】右クリックでアップロード

ちなみに、右クリックでアップロードする方法はほかに

  • 名前を変えてアップロード
  • 全てアップロード

という方法があります。必要に応じて使用してください。

その他の操作

それでは、アップロードされているファイルについての操作を少し説明します。

まず、対象のファイルを「右クリック」します。

次に、おこないたい操作を項目から選ぶことになります。(抜粋して説明)

【FFFTP】その他の操作
  • ダウンロード:ファイルをダウンロードします。
  • 削除:ファイルを削除します。
  • 属性変更:パーミッション(権限)を変更できます。
  • フォルダ作成:同じ階層にフォルダを作成します。
  • 一つ上のフォルダへ移動:ファイルを一つ上の階層に移動します。
  • 最新の情報に更新:情報を更新します。

以上になります。必要に応じて使用してください。

最後に、接続を切断します。上段にある「接続」タブから「切断」を選択します。

【FFFTP】接続を切断する

以上でFFFTPの簡単な操作方法は以上になります。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、FTPソフト「FFFTP」について簡単にですが紹介しました。

FFFTP の接続は、必ず暗号化の設定をするようにしましょう。もし、暗号化の接続がうまくいかなかった場合などは、無理に使用しなくてもよいと私は考えています。

なので、レンタルサーバー等のFTP機能で代替えするなど別の方法を検討してみましょう。

今回のポイント
  • 国産ということもあり、マルチバイト文字や漢字などを含むファイルが扱える。
  • 左右分割型、ドラッグ&ドロップや右クリックメニューなどの簡単操作
  • 暗号化で接続できない場合、無理に使用しないで代替え方法を検討する

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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