皆さん、いかがお過ごしでしょうか。先日、とある古本市場で昔持っていた猫の写真集を発見しました。
引用:ズッケロとカピートに仔猫が生まれた 猫の写真集〇西川治
ついつい懐かしくなって購入してしまいました。驚くべきは初版はなんと税金がかかっていないんですね~。ずいぶん古っかったんですね。
私が気づいた時にはこの写真集が実家にあった記憶があります。初版はいつ買ったのか不明ですね。
この写真集には2匹の猫が出てきます。「ズッケロ」と「カピート」の猫生を描いた写真集です。ということで猫ちゃんが著者の所にやってくるまでを少し紹介したいと思います。
ちなみにですが、この写真集に出てくる猫の名前をもとに家猫の名前をつけました。
猫の写真集の舞台
写真集の舞台は、著者「西川 治」氏が撮影用の小道具をさがしにミラノの「西洋骨董屋」へ行ったときに大きな屋敷を借りることになります。
そこは、200年はたっていると思わせるほど古く、藤の蔓やバラが生い茂っているそうだ。また、大きな屋敷は21も部屋があり、7年ものあいだ一度も掃除をしていないらしい。
著者も大きな部屋を持て余していたようで、一番大きな広間をスタジオにして、次に大きな部屋にピンポン台を置いたそうだ。ただ、部屋の数以上に部屋の広さに圧巻しているような感じです。
仔猫を飼いましょう
ある日、著者の奥さんから「仔猫を飼いましょう」と言われます。著者は、だだっ広い空間も仔猫がはねまわっていればなんとなく落ち着くのではないだろうかと思い、すぐに仔猫を飼おうと決心したそうです。
言葉もわからないしどうしたら仔猫をと困っていたところ、ミラノに住んでいるSさんに助けてもらいました。
イタリア語で画用紙に文字と絵を書いてもらい、人に見てもらう方法。著者は散歩を楽しんでいる人々がいるカステッロへ行き、画用紙をぶら下げて歩き始めたそうです。
人々の印象はあまりよくないようで、著者もすごく照れながら歩いていたけど、すぐに仔猫をあげるという一人の少年に出会い、すぐにぶら下げていたプラカードをはずせたそう。
仔猫との出会い
少年のお母さんから仔猫をもらうことになりました。仔猫は5匹、眠っていました。突然、眠りをさまたげられた仔猫はミャアミャアと鳴くのです。
するとお母さん猫が部屋に入ってきてました。まっ白いやせた猫、なんと美しい母親猫でしょう。ひとつの乳房に2匹が吸いつき、ところかまわずチュウチュウやっている。
少年のお母さんは一番端の乳房をくわえている白い仔猫をすすめてくれました。著者もその白い仔猫にしました。
次の日、屋敷にずっとつかえていた方が、屋敷の台所に置いていた画用紙をみたのかわかりませんが、もう1匹つれてきたそうです。
「イタイ」「イタイ」といいながらうれしそうにしています。仔猫なので指をかまれても痛くないでないのでしょう。エプロンからとび出したオス猫は目の前のテーブルのいたまっ白い仔猫にびっくり。
白い仔猫も小さな毛糸玉のようにふくれて、小さな目を大きくしています。お互いに一人前の態度をとって威嚇しているのです。
仔猫の名前
その2匹の仔猫に名前がつきました。オスの仔猫にはカピート。カピートとはイタリア人が話をしている途中でしきりと、「カピート」「カピート」と連発する言葉で「あなたわかりますか?」という意味です。
もう1匹にはお砂糖という意味のある「ズッケロ」と名前をつけました。白く砂糖のように甘く美しい仔猫だからそのようにつけたそうです。
以上かなり省きましたが猫が著者の屋敷にやってくるまででした。今度は我が家の猫ちゃんの名前を付けるまでを紹介したいと思います。
ズッケロ
とある倉庫で1匹の猫ちゃんを見つけました。三毛猫のメスの仔猫です。かわいいと感じてすぐ家に持って帰ったのを覚えています。また、写真集にあるズッケロとは似ても似つかない毛並ですね。
当時の我が家には、ブラッキーというオスの黒猫がいました。ブラッキーは外猫だったのですが他の外猫にもやさしくズッケロにもやさしい猫でした。
ズッケロは、よく鳴く猫だった記憶があります。人懐っこく知らない人が来ても隠れないような猫ちゃんでした。そういえば、給湯器の上に登ってよく丸まっていましたね。暖かいからでしょうか。
数年たった後、兄が白い砂糖のような美しい仔猫を拾ってきました。名前の任命権が兄にあるということで兄がつけました。ズバリ名前は「レイラ」です。
レイラは来た当初は少し体が弱かったのですが、結果的に当時一番長生きした猫ちゃんでした。よく石油ストーブの前に陣とっていましたね。
最後にもう1匹、茶トラの猫ちゃんを飼っていたのですが、どうしても名前が思い出せません。申し訳ない。
ここまでが実家での猫ちゃんとの出来事です。
カピート
まず、2匹の仔猫をペットショップで購入したところを少しお話します。
ある日唐突に父親がペットショップで仔猫を買ってきました。種類はスコティッシュフォールドです。1匹は耳が折れていないタイプ、もう1匹は耳が折れているタイプです。
耳折れのメス猫を「皐(サツキ)」、もう1匹のオス猫を「アントニオ」と名前をつけました。
サツキは抱かれるのが嫌いだけど、甘え上手な感じです。あと食い気が他の猫ちゃんよりあります。
白の毛並みに黒が少し入った毛並みのアントニオは、すごくビビりな猫ちゃんですね。その割に他の猫ちゃんにすぐちょっかいをかける猫ちゃんです。
アントニオが約1歳、サツキが約2歳になった頃、様子がおかしいことに気づきました。少しずつですがサツキちゃんのお腹が大きくなっていました。
サツキとアントニオの仔猫が生まれた
そしてその年の5月に5匹の赤ちゃんが生まれました。生まれた猫ちゃんにそれぞれ名前をつけました。
というような感じで名前をつけました。この中で、「ひかる」は親戚にあげちゃいましたが残りは全て我が家で飼うことになりました。
ようやく「カピート」と名前をつけることができました。カピートは白の毛並みに茶色が混じったオス猫です。生まれた5匹の中で1番おっとりした猫ちゃんです。
実は、2匹の親猫を飼う前に1匹キジトラ猫を妹が拾ってきたのですが、このとき父親が名前を「コテツ」にしないと飼わないと妹にいったそうで…
結局、その猫ちゃんを「コテツ」と名づけて飼うことになり今回の件に至るということになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。昔飼っていた猫ちゃんの名前について紹介しました。懐かしい本を購入して思い出して記事にしてみました。
どうしても思い出せないところもありましたが、思い出したら記事を更新したいと思います。
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