今回から定期的におこなっていた点滴を自宅でおこなうことにしました。
サツキちゃんは、点滴が苦手で暴れたりするほうではなかったので自宅でも大丈夫かと判断。動物病院では自宅点滴の説明とレクチャーを受けて、写真付きの説明書を貰いました。
自宅点滴の日はかなり緊張しましたが意外とサクッとできました。サツキちゃんも暴れず静かにしていてくれたのでよかったです。
では、自宅点滴についてどう思ったか少しまとめてみた
目次
自宅点滴のメリット
まずメリットですが、動物病院まで定期的に連れていってましたが、動物(サツキちゃん)にとってストレスになると考えています。自宅で点滴がおこなえるのは動物も安心すると思います。
また、動物病院までいかなくても点滴をおこなえるのは1日のスケジュール負担が軽減されるのではないでしょうか。
自宅点滴のデメリット
次にデメリットですが、何かあった時の対処を自分でおこなわなければならないというのは言うまでもありません。自宅点滴に自信がないと思ったらやめたほうがよいと考えます。
自宅点滴を実際やってみた
まず、説明書通りに準備をおこなうのですが、自身の環境で一つ問題がありました。それはどうやって輸液バッグを吊るすかです。
私がおこなった環境では、最初は椅子にフックをかけて、そこに輸液バックを吊るしたのですが点滴の落ちるペースが定まらず上手くいきませんでした。
次に、改良して椅子に棒を立てて、そこにフックをつけて輸液バックを吊るすと上手く点滴の落ちるペースも安定しました。
ということで、「椅子に棒を立てる」環境で点滴をすることにしました。
ちなみにざっくりとですが、上記の説明書の流れでおこないました。点滴セットはこちらです。
点滴量は獣医師に指定された点滴量を点滴します。今回、サツキちゃんは200mlのため0.5に印を入れています。
これはラインのサンプル画像です。準備作業で開閉機能(クランプ)部分を細かく作業するため添付しました。
輸液バックを温める
これは、電子レンジで輸液バックのみを人の体温くらいに温める作業になります。このまま点滴してはねこちゃんの体温が低下してしまいます。
輸液バッグは熱すぎないように確認してください。
針とラインをつなぐ
次に、針とチューブのラインをつなぎます。液体の開閉機能(クランプ)がラインに付属しています。これが閉まっている状態か確認します。
ロールが図のようになっているか確認します。
しっかり針とつながっていることを確認します。
ラインと点滴をつなぐ
輸液バックにライン(先端がとがっている方)を刺してつなぎます。※開閉機能(クランプ)を閉めないで刺すと点滴が刺した瞬間に流れ出します。必ず開閉機能(クランプ)を閉めてから刺してください。
奥までしっかり刺したことを確認します。
点滴の中身を少し流す
つないだ後、画像の箇所をつまんで点滴の中身が少しだけ流してください。
開閉機能(クランプ)を開けて針先まで点滴が流れることを確認してください。問題なければ開閉機能(クランプ)をもう一度閉まっている状態にしてください。
ここまでが注射前の準備作業になります。多少前後しても問題ないと思いますがココだけは確認しておいた方が良いという箇所を私なりにまとめてみました。
次は実際に注射をする作業になります。
針を背中に注射する
実際におこなった流れは
というような感じです。では紹介していきます。
注射箇所を定める
サツキちゃん(猫)の場合、針を注射する箇所は「左右の肩甲骨の間」になります。触って注射部位を探します。ココ!という箇所を見つけてチョット皮膚をつまんで持ち上げます。そこが注射箇所です。
アルコール綿で注射部位を軽くぬぐって注射箇所と周りを消毒しましょう。周りの毛ごとで問題ないと思います。
注射・見守る
チョット皮膚をつまんだ箇所(注射部位)にためらわず一気に注射します。注射した箇所をテープで固定して、点滴が終わるまで見守りましょう。
もし、暴れたりする可能性がある場合は二人以上で作業するなど、対策してから注射してください。ちなみに我が家では、キャットハウスに入れて注射しました。
まとめ
今回、自宅で点滴したサツキちゃんを記事にしてみましたがいかがでしたでしょうか。
元々うちのサツキちゃんは点滴の時に暴れたりしませんでした。なので自宅点滴ができると判断できました。
上記をクリアできればあとは獣医師と相談で問題ないと思います。ただ、一人暮らし方だと、自宅点滴の際対処するのも一人になるので、何かあった時の対処が難しいし二人でおこなうといったこともできないので難しいと感じました。
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