ショートカットキーのと言えば【Ctrl】キーとの組み合わせが一般的です。ですが、キーボードの画面上部にある【ファンクションキー】を使用することで、かなりの手間が省けることをご存じですか。
【F1】~【F12】と並んでいますが、覚えておくべきは【F2】【F4】【F12】の3つを覚えるだけです。
では、実際に使用しながら説明します。
目次
ファンクションキー 【F2】キー
まず、【F2】キーはセルの内容を編集する時に使用します。
例えば、セルをマウスでダブルクリックすると編集することができます。これを【F2】キーを押すとダブルしなくても編集状態にすることができます。
もし、間違えて編集状態にした場合、【Esc】キーを押すことでもとに戻せます。また、このファンクションキーとあわせて覚えておくと便利なのが、【方向】キーです。
【方向】キーは、セルの移動などがキーボードでおこなえるので【F2】キーとあわせて使用すると便利です。
ファンクションキー 【F4】キー
次に、【F4】キーですがこれは2つの機能があります。
1つ目は、直前の操作をくり返すことです。
例えば、行列の挿入やセルの塗りつぶしなどの操作を連続して行なう場合、その直前の操作がおこなわれます。
もう一つの機能は、セルの参照方式を切り替える機能です。
相対参照について
式が入力されたセルから、比較しながら他のセルを参照する方法のこと。「A1」のように、通常通り指定することで認識されます。
絶対参照について
参照するセルが常に固定される方法のこと。「$A$1」のように、エクセルでは”$”を使って明示的に指定することで、認識されます。
参照方式を切り替える
例えば、数式中でセル範囲を指定する際に「B2:C20」といった記述は「相対参照」となり、数式をコピーすると自動的にセル参照がずれます。
そして、「$B$2:$C$20」は「絶対参照」と呼ばれ、コピー時にセル参照はずれません。
この時、関数の編集で「相対参照」あるいは「絶対参照」にカーソルをあわせて【F4】キーを押すと簡単に切り替わります。
また、「$B4」や「B$4」など複合参照にも対応しています。
ファンクションキー 【F12】キー
そして最後に、【F12】キーです。これは「名前を付けて保存」のポップアップ表示するものになります。
このファンクションキーとよく似たキーに 【Ctrl】+【S】キーがあります。これは、「上書き保存」となるため、今回の【F12】キーのものとはまったく違います。注意してください。
まとめ
今回は、ファンクションキーについてですが他にも
などがある。これらも含めてExcel 以外で応用が利くファンクションキーなのでぜひ活用してください。
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