エクセルの機能や関数は覚えようとする人は多いと思います。ですが、Wordの機能を積極的に覚えようとする人は少ないと思います。
ただ、Wordにも覚えておきたい便利なテクニック色々あります。
今回は、Wordに慣れている人は何気なく使っていて、わざわざ教えてもらえなそうなポイントを紹介。
コピー&ペースト(コピペ)のクリップボード
まずは、定番中の定番のコピペについてです。これは、直前の内容をコピーして貼り付けるという機能で、ショートカットキーは【Ctrl】+【C】からの【V】になります。
ですが、コピーした内容を確認して貼り付けすることができる機能があります。
それが、「クリップボード」になります。
ちなみに、この機能はエクセルやパワーポイントなどとコピーした内容が同期してしています。
そして他のOffice ソフトに同様の機能が備わっているため覚えておくと便利です。
Wordのインデントとルーラー表示
次に、レイアウトの調整によく使用する「インデント」機能になります。
「インデント」は主に2つのやり方があります。
1つ目は、【ホーム】タブにある【インデント】のアイコンを選択して使用する方法です。
そして、もう一つはマウスでインデントを直接編集する方法です。
ここで、「ルーラー」表示が重要になります。この機能は【表示】タブの【ルーラー】にチェックを入れると、上部と左部に目盛りが表示されます。
また、【▼▲】部分をクリックすると「段落の設定」が表示されます。
そして、目盛りを直接マウスでドラックすることで調整が可能となります。
なお、下向きの三角は段落の1行目にインデントにする設定。上向きの三角は2行目以降のインデントにする設定(ぶら下げインデント)となっている。
Wordのページセクションは改ページがおススメ
ページ内に見出しなどのセクションの区切りで改ページしたいことがあると思います。
その時は、【Ctrl】+【Enter】キーを押すと「改ページ」が一発で挿入することができます。
また、改ページなどの編集記号が表示されない場合は[Wordのオプション]で設定してみよう。
【表示】の【すべての編集記号を表示する】にチェックを付けておくと、体裁を整える時に楽になります。
Wordの書式は連続コピーができる
そして最後に、書式のコピーですが実は連続コピーができます。
これは、見出しなどの共通箇所を書式設定する時にとても便利です。
やり方はとても簡単です。【ホーム】タブにある【書式のコピー/貼り付け】のアイコンをダブルクリックするだけです。
書式の連続コピーを終了する場合は、【Esc】キーを押すと終了できます。
手動で設定するのは面倒この上ありません。
また、エクセルやパワーポイントなどにも同様にあるためぜひ覚えて活用しましょう。
まとめ
この他にも色々とありますが、まずは簡単でよく使いそうなものピックアップしました。
また、「書式の連続コピー」や「クリップボード」は他のOffice ソフト、例えばエクセルでも使えるのでぜひ活用しましょう。
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