前回、FTPソフト「FFFTP」を紹介しましたが今回は、Webサーバ上のファイルを簡単に操作できる【WebDAV】について紹介したいと思います。
前回の記事:「FTPソフトの定番FFFTPを使ってみる」はこちら
FTP とWebDAV
まず、FTP(File Transfer Protocol)との違いはいくつかありますが大きな違いは以下があげられます。
主にこの2つが上げられるのではないかと思います。それでは仕組みですが図で簡単に説明したいと思います。
FTPではアップロードやダウンロードする仕組み。
WebDAVの仕組み。
また、使用目的ですがWebDAVはファイル管理を目的としています。それに対して、FTP はクライアントとサーバ間で操作することを言います。
そして、FTP 操作を簡単に扱うためにFTPソフト (FFFTPなど)を使用することになります。
WebDAV について
WebDAVは、ファイルを簡単に操作できるのが特徴です。しかし、技術も古くMicrosoftでは2023年11月に使用を非推奨としています。
しかしながら、便利なところではあるので使い方を知っていても損はないのでは?と思います。
WebDAV の設定方法
環境はWindows11 を使用してい設定してみます。
まず、エクスプローラーを選択して「PC」を右クリックします。
項目の中からから「ネットワークの場所を選択追加する」を選択します。
追加ウィザードに従い進めます。
Webサイトの指定
ここで、「カスタムのネットワークの場所を選択」を選択して次へのボタンを押します。
次に、Webサイトの指定をします。ここで接続したいWebDAVサーバーのアドレスを入力することになります。
(例:レンタルサーバーが用意しているアドレスなど…)
そして、WebDAV アカウントを入力、WebDAV パスワードの入力をおこないます。
最後に、WebDAV 接続の名前を入力します。これはわかりやすい名前でかまいません。
以上で作業は完了になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。意外と簡単に設定できて操作もすごく使いやすいと思います。
Microsoftでは非推奨ですが、利用のタイミングなどを考えればまだまだ使いどころがあるのでは?と思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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